日本経済を支える多くの経営者は，生き残ること自体が厳しい経営環境の中，従業員やその家族の人生も背負い，事業の永続的発展を目指して懸命に努力しています。私自身，父方，母方とも中小企業の経営者で，父が経営する会社の工場の隣で生まれ育ちました。
　会社の発展や家族の安寧と共に従業員の健康や幸福を日々祈願する経営者の姿を目の当たりにして，自然と日本式経営に素朴な尊敬の念を抱いてきました。一方で，弁護士として数多くのご相談をお受けするなかで，資金繰りの問題や労務の問題など，常にいくつもの悩みを抱えつつ，リーダーとして弱音を吐けない経営者の方々にも数多く出会いました。
　当事務所が目指すのは，そんな直向きな経営者の事業や善良な個人の生活をより良いものにする為の一助になることです。
　その実現に向けて，これからも弁護士として日々研鑽を積み重ねてまいります。